入門者のPython プログラムを作りながら基本を学ぶ (ブルーバックス)

出版社:講談社 (2018/9/19)

著者:立山 秀利

 

目次

  • 1章 Pythonとは

  • 2章 Pythonを学ぶ前の準備

  • 3章 Pythonプログラミングはじめの一歩

  • 4章 Pythonでファイルやフォルダーを操作する

  • 5章 ファイルの更新日が名前のフォルダーを作成しよう

  • 6章 条件によって実行する処理を使い分けよう

  • 7章 「繰り返し」で複数のファイルに同じ処理を実行しよう

  • 8章 変数を利用して、作成したフォルダー数を取得する

  • 9章 ファイル名やファイル数に関係なく処理できるようにしよう

  • 10章 機能は変えずにプログラムの完成度を高めよう

  • 11章 PythonでWebページ上のデータをスクレイピングしてみよう

  • 12章 CSVファイルのデータを分析してみよう

 

 

本書では、3つのプログラムを作りながらPythonの基本を学んでいく。文法説明がずっと続くような書籍と異なり、必要な文法をその都度解説していくスタイル。

10章までは写真ファイルの操作を行う。ここまでで基礎的なPythonの文法は教えてくれる。

11章、12章はスクレイピングとデータ分析の説明がある。とはいえ、ほんのさわり程度が書かれているだけであり、スクレイピングやデータ分析目的で購入する本ではない。

 

説明は過剰なほど丁寧に書かれている。同じ説明が5回以上書かれていることもあり、読んでる途中で脱落することはないだろう。他のプログラミング言語を既に習得しており、Pythonを触ってみたいという人には向かない。それよりも、プログラミング自体に初めて挑戦する人向けの書籍だと思う。